マンションの入居者が変わる際は鍵交換が必須
不動産というのは上手く運用することで莫大な利益を生み出します。先行き不透明な現代社会、一念発起してマンションのオーナーになったという方もいるのではないでしょうか。しかし、多くの方が居住する以上、日々の細かい部分に目を配る必要があります。清潔さを保つために掃除が必要ですし、入居している人たちの不満についても解決しなければなりません。このような業務に日々追われていると、各部屋の鍵交換をうっかり失念することもあります。マンションでは基本的に、入居者が変わるたびに鍵交換をする必要があります。「空き巣などの被害に遭っていないから同じものを使っていいではないか」と考えることもできます。確かに、前入居者が合鍵をこっそり作り、現入居者の部屋に侵入する可能性は低いかも知れません。しかし、一度でもこのような事件が起きると、被害に遭った人だけではなく、そのマンションに住む人たち全体の不信感にも繋がります。不信感は物件の価値にも直結する要素ですから、セキュリティーに気を使っているかどうかは、不動産の価値を考える上で欠かせない要素です。
そのため、入居者が変わる時の鍵交換は忘れずに行うべきですが、鍵交換のたびに業者を選んでいては時間のロスになってしまうので、提携する業者は決めておきましょう。日本にはさまざまな業者がありますが、できれば法人からの依頼が多い業者に選んでおきましょう。そういった業者なら法人のお客様が何を求めているのかある程度わかっているので、手早く動いてくれるからです。
マンションの築年数が浅いうちは、個別の鍵交換で対応することになりますが、月日が経つにつれて錠前のセキュリティー性能が相対的に低下していきます。もちろん旧式だからすぐ空き巣に侵入されるわけではありません。しかし、物件が古くなってくると、付加価値をつけてアピールしないとどうしても部屋を探している人への訴求が弱くなってしまいます。特に若い女性はマンションの防犯設備を非常に重視しますから、10年、20年と経った場合は全体的な鍵交換を検討する必要があります。こういった大がかりな交換作業についても、信頼のおける業者なら選りすぐりのスタッフを派遣してくれるので、入居者に迷惑をかけることなく短期間で作業を終わらせてくれます。少し大げさですが、長く付き合っていける鍵屋さんを見つけることは、物件の価値を高く維持したい時にとても重要なことです。